カプセル内視鏡capsule endoscope

当院では新たに《カプセル内視鏡》を導入しました。 通常の内視鏡検査は、口腔からの胃、肛門からの大腸検査が一般的に行われており、ご存じの方も多いでしょう。
しかし、腸の中でも6m~7mと一番長い小腸の検査については、(長い小腸専用の内視鏡で行いますが)2時間程度もかかるなど患者さんの負担が大きく、また医師においても取り扱いの技術が必要でした。従って、胃や大腸に比べ検査件数も少なかったと言えます。
例えば、消化器系からの出血が発見されたとします。
まず行われるのが胃や大腸検査です。
その検査で異常がなかった場合に、残る原因と考えられる小腸検査を行うことになり、患者さんの体力的・時間的負担や原因発見が遅れる懸念がありました。

《カプセル内視鏡》は、現在 【小腸検査のみ】 が対象です。
胃と大腸の内視鏡検査を行った後という保険適用のための制約がありますが、従来の小腸内視鏡検査に比べ、長時間検査室で横になったままということは必要ありませんし、またお腹の圧迫感(腸を広げて診るため)などがありません。何といっても麻酔が必要ないのです。

カプセル内視鏡を呑んだ後、画像を記録する装置を身体に着用しておく(約8時間)ことは必要ですが、2時間後には水、4時間後には軽い食事を取ることができますので、検査中でも自宅に帰るなど日常生活が可能です。

カプセル内視鏡がどのようなものか、詳しくは、こちらへ...

カプセル内視鏡1カプセル内視鏡2









これがカプセル内視鏡。
外径11mm・長さ26mmですから、お薬のカプセルの2倍くらいの大きさです。

カプセル内視鏡3これを身体に装着してカプセルから送られる電波で画像を記録します。8時間程度着用しておく必要があります。











カプセル内視鏡画像
このように画像が写っています。
カプセルが腸のどこにあるのかもわかるようになっています。

カプセル内視鏡の実際の施術画像があります。詳しくは、こちらへ...